乳がん治療後に日常生活で気を付けること

乳がんの治療で手術を受けた後は、しばらく療養生活に入ることになります。社会復帰をあせることなく、まずは少しずつ体を慣らしながら日常生活に戻ることが大切です。

乳がんは他のがんと比較すると、40〜50代など若い年齢で発症することが多いため、仕事やお金、育児のことなど、患者さんの悩みは尽きないと思います。

しかし体が第一ですので、無理することなく、周りの人や専門家の助けも借りながら乗り切っていきましょう。

乳がん治療後の日常生活で気を付けたいことや、活用できるサービスなどについてご紹介していきます。

乳がん治療後のスケジュール

乳がんの手術後は、切除した組織を病理検査にかけた結果によっても変わってきます。抗がん剤や放射線療法などの追加治療が必要になることもあれば、そのまま治療が完了することもあります。

追加の治療が必要ない場合も、最初は3〜6か月ごと、その後は6〜12ヵ月ごとにフォローアップ検診を定期的に受ける必要があります。

再発や転移をいち早く発見するためにも、必ず医師の指示にしたがって検診を受けることが大切です。

また乳がんの再発は、自覚症状によって見つかるケースも多いため、日ごろからセルフチェックも習慣にしましょう。

部分切除で乳房を温存した場合は両方の乳房、全切除した場合は片方の乳房を定期的にチェックし、しこりがないかどうかを確認します。

乳がん手術後は、無理をせず周りの人の手を借りて

乳がんの手術後は、胸や腕に痛みやしびれを感じることがあります。

特にワキ下のリンパ節を切除した場合は、腕が上がりにくい、感覚がおかしいなどの後遺症が残ることが多いため、決して無理をせず、家族や周りの人に支えられながらゆっくりと日常生活に戻ることが大切です。

そのためにも症状を我慢せず、つらい時ははっきりと周りの人に伝える必要があります。

どんな手術であれ、身体にメスを入れた以上、手術前の体にすぐ戻れるわけではありませんので、少しずつ体を慣らしていきましょう。

乳がん手術後の日常生活で気を付けたいこと

乳がん治療後の食生活や運動などについては以下のように対処します。

食事

乳がんの手術では消化器官に影響はありませんので、基本的に食事制限はありません。栄養バランスに気を付けながら、楽しく食べるのが一番です。

抗がん剤の治療で吐き気の副作用がある場合は、制吐剤を使用したり、小分けに食べたりしながら、できるだけ食事を楽しめるようにしましょう。

運動

体力を回復するためにも、軽い運動から少しずつ始めていきます。ウォーキングはもちろん、家事もいいリハビリになります。

腕を上げるのがつらい場合は、反対側の手を添えたり、家族の手を借りたりしながら無理なくこなしていきましょう。

激しいスポーツなどは、むくみにつながることもあるため、医師と相談しながら慎重に行なうことが大切です。

仕事

乳がんの治療後、職場復帰をしている人もたくさんいます。ただし追加治療が必要な場合は、いったん治療が落ち着いてからゆっくり考えても遅くありません。

また最初は無理をせず、職場の人の理解を得ながら少しずつ仕事を再開することも大切です。具合が悪い時の早退や、定期的な通院などもできるようにお願いしましょう。

乳がん治療後の悩み相談に乗ってくれるところはどこ?

乳がんを治療したからといって、患者さんの悩みがすべて解決するとは限りません。仕事や経済的なことで悩む人も多いでしょうし、再発や転移に対する不安など、精神面で悩みを抱え続ける人もたくさんいます。

そのような時には、以下のような場所に相談してみるのがおすすめです。

病院内のサークルや、カウンセリングルーム

がん治療を行なう病院には、乳がんになった患者さんのための会が発足しているところが多くみられます。

乳がん治療中の人、治療をいったん終えた人などが集まり、さまざまな情報交換をすることで、かなり気持ちが楽になる患者さんも少なくありません。

また、がん拠点病院では外来でカウンセリングを行なう所も多く、乳がん患者さんのケアを専門にする「乳がん看護認定看護師」さんなどが対応してくれます。

まさに乳がんのプロフェッショナルですので、浅慮なく悩みを相談してみましょう。

がん支援相談センター

がん拠点病院には、「がん支援相談センター」という窓口が設置されています。

治療前、治療中の相談はもちろん、治療後も日常生活についてのことや、生活費・医療費のこと、食事に関する相談など、幅広く対応してくれます。ぜひ治療を受けた病院の支援相談センターに相談してみましょう。

がん相談ホットライン

「日本対がん協会」が、がん相談ホットラインを開設しています。看護師や社会福祉士、また事前に予約すれば医師による面接相談も行なっていますので、治療後に不安がある人はぜひ活用してみてください。

乳がん治療はがん保険で備えるとさらに安心!

乳がんは先進医療に指定されている重粒子線治療や陽子線治療などの適用があり、1回300万円以上しますので特にがん保険の必要性が高いがんです。

がん保険はがんになってからでは加入できませんので治療費が心配な方は、がんになる前に一度資料請求をして検討してみるとよいでしょう。

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