乳がんの症状として有名な胸のしこり

乳がんの症状としてもっとも有名なのは、胸のしこりです。乳がんのしこりは1センチ近くになれば、手で触れても分かるようになります。

ですから他の多くのがんと異なり、自分で異常に気付くことができる点が大きなメリットです。女性はぜひ定期的にセルフチェックをしましょう。

ただし、胸のしこりがあってもすべてが乳がんとは限りません。乳腺症や乳腺炎など、良性の疾患もあるからです。

しこりに触れると「乳がんかもしれない!」と不安になる女性が多いと思いますが、まずは落ち着いて病院にかかり、診察を受けてください。

ここでは、乳がんのしこりの特徴や、正しいセルフチェックの方法などについてご紹介していきます。

乳がんのしこりの特徴〜硬くて動かないしこりには要注意!

乳がんのしこりは、1センチほどになると自分でも指で触れて分かるようになります。一般的に、良性のしこりと違うのは以下のような点です。

乳がんのしこりは「硬い」!

乳がんのしこりは、硬さが特徴です。人によっては「ごつごつした感じ」がすることもあります。柔らかく、押すとつぶれるようなしこりは、乳がんではない可能性が高いでしょう。

乳がんのしこりは「動きにくい」!

「触っても動きにくい」点も乳がんのしこりの特徴です。手で触れた時に移動するしこりは、良性の場合が多いといわれます。

乳がんのしこりは、「痛みを感じることが少ない」!

一般的に、乳がんのしこりは痛みをともないません。しこりを押して痛みを感じる場合は、乳腺の疾患の可能性が高いと考えられます。

ただし人によっては圧痛を感じることもあるため、自己判断せず受診することが大切です。

乳がんのしこりは、「月経周期に関係がない」!

月経前になるとしこりが大きくなる、というような場合は、乳腺症の可能性があります。乳腺は女性ホルモンの影響を受けるため、月経周期によって痛みやしこりなどを感じやすくなるのです。

特に30代後半から閉経前の女性は、女性ホルモンの乱れから乳腺症にかかりやすくなりますので、月経前に症状が強くなるかどうかを一つの目安にしてみてください。

一方、乳がんのしこりは基本的に時期に関係なく存在します。

乳がんのしこりは、「発熱や悪寒などをともなわない」!

乳房のしこりとともに、発熱やふるえ、悪寒などがある場合は、乳腺炎の可能性が大です。産後の授乳期に多く、母乳の詰まりや細菌感染などによって引き起こされます。

ちなみに授乳期でも乳がんにかかるリスクはありますが、この時期に気づいたしこりは乳腺炎や(母乳が「のう胞」という袋の中に溜まってしまったもの)であるケースが多いといわれています。

また授乳中は、マンモグラフィで乳腺の濃度が高く写るため、乳がんがあっても発見しにくいことが一般的です。

ただしエコー検査はできますので、気になる症状がある場合は一度、乳腺外科を受診して相談してみてください。

上記のような点が、一般的に乳がんのしこりの特徴といわれます。いずれにしても、しこりに気づいた場合は念のため乳腺外科で診察と検査を受けるようにしましょう。

乳がんのしこりは自分で発見できる!正しいセルフチェックの方法

乳がんのしこりは、早い段階からセルフチェックで見つけることができます。

セルフチェックにふさわしいのは、月経が終わった直後の時期です。女性ホルモンの関係で、比較的乳房が柔らかくなっていますので、乳がんのしこりを正しくチェックしやすい時期だといえます。

乳がんのセルフチェックは、以下のような手順で行なってみてください。

乳がんのセルフチェックの手順

  • 1.上半身裸になり、鏡の前に立って乳房の見た目をチェックします。左右の形や大きさに変化はないか、赤くなっている箇所や凹んだ箇所はないか、ひきつれたところはないか、などをよくチェックしましょう。
  • 2.次に片腕ずつ上げ、数本の指をそろえて、くるくると円を描くように乳房の上をすべらせます。わきの下のほうまでしっかりとすべらせ、しこりがないかどうかをチェックしましょう。
  • 3.乳首をつまんで、異常な分泌液がないかどうかも調べます。透明〜薄い黄色の場合は問題ないことが多いですが、褐色〜赤の場合は乳がんの可能性もあるため、必ず受診するようにしてください。
  • 4.今度は仰向けになった状態で、乳房をまんべんなく指でチェックします。特にバストサイズの大きな人は、立ったままよりも仰向けになったほうがしこりを感知しやすいですので、必ずどちらも行なうようにしましょう。

毎月、定期的にこのようなセルフチェックを行なえば、しこりが1センチぐらいになった時点で発見することができます。

実際、乳がん検診ではなくセルフチェックで乳がんに気づいた女性も少なくありませんので、ぜひ毎月の習慣にしたいところです。

ちなみに、指をすべらせやすくするためには、入浴時にボディソープを付けたまま行なうのも一つの方法です。

また、素手よりもしこりに触れやすくなる、専用のグローブも販売されていますので、それを利用するのもいいでしょう。

乳がんは、しこりがあるおかげで早期発見しやすいがんです。

ただし、タレントの北斗晶さんのケースのように、乳首の真下にできた乳がんの場合はしこりに気づくことができませんので、毎月のセルフチェックに加えて、必ず毎年乳がん検診を受けることも重要です。

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